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トラッカーボランティア
新潟中越大震災被災者支援
全国哥麿会メンバーら 55名出動!!

春の全国大会・大阪大会を目前に控えた 4月17日、全国哥麿会が 
新潟県小千谷市の小千谷第1・第2応急仮設住宅で、炊き出しボランティアを行った。
哥麿会が小千谷市でボランティア活動を行うのは、地震発生以来 4回目。
この第1・第2 応急仮設住宅は 市内最大の仮設住宅で 約300世帯が今もなお 
非難しており昨年12月19日にモチつき炊き出しを行った際に
田島順市会長が 「また来るからな」と 子供たちと約束をかわした場所でもある。
 午前10時半、哥麿会メンバーと、初参加の神奈川県を本拠地にする湘南渚会の有志ら 
計55名が 会場となった集会所前に集合。
地元・社会福祉協議会の担当者や被災者の代表らと打ち合わせの後、早速 テントを張り設営に取り掛かった。
周囲の山々にはまだあちらこちらに残雪が見えるものの、土手につくしが顔を出し 
木々には新芽が吹き出して新緑の季節の到来を感じさせていた。
 この炊き出しは 事前に仮設住宅の人達にも告知されていた為 準備が始まるとすぐに子供たちがやってきた。
皆勤賞のメンバーとはすっかり顔見知りとなり、しきりに話しかけてくる。
 そして1時間ちょいで準備完了。すぐに行列ができ、12時から焼きそば、たこ焼きを配り始めた。
「今回は焼きそばとたこ焼きをそれぞれ500人前、計1000食 それとチョコバナナにするバナナを200本持ってきた。
昼食の後はビンゴゲームだよ」(田島会長)
一方、湘南渚会の担当は アツアツの特製豚汁。こちらも200人前用意して、「やっぱりできたてはお腹にしみるほど
美味しいね」と大評判だった。
 お腹が膨れたらビンゴゲームの始まりだ。 会場に集まった1人1人にカードが配られ、1時30分から始まった。
 商品は
 自転車3台のほか 布団乾燥機、たこ焼き機、トースター、タオル、ジャージ、鉢植え、おもちゃ などなどの豪華版で
最初のビンゴ 大当たりは85歳のお婆ちゃん。蘭の鉢植えを手渡され、大喜びだった。
その後次々に景品が当たると歓声が沸き、被災者の方々にもメンバーにも笑顔が絶えず、
楽しいひと時を分かち合うことができました。
「今、仮設住宅に住んでいる方はほとんど自宅には帰れないそうなんだ。地震より雪でつぶれた家のほうが多いらしくて、
集団で移転できる場所を探している。 容易じゃあねえよ。でも、みんな元気。特に子供達は頑張っていたよ。
夏の全国大会は8月14日、小千谷市内に決まった。復興はまだまだこれからだから
全国の皆さん!今後とも応援宜しくお願いします」(田島会長)
 後片付けを終え、大勢の被災者に見送られながら小千谷を後にしたボランティアの皆さん。
流した尊い汗と明るい笑顔は、きっと被災者の方々の瞼にいつまでも残ることでしょう。
本当にご苦労様でした。《記事・写真 トラックキング7月号より》
 

↑ 田島会長の挨拶


慣れた手つきで
焼きそばを
焼いているのは
琴平丸こと 
北関東支部の
斉藤さん  

↑ たこ焼きも大人気!
   休む暇もありません。

↑ ビンゴ1番乗りは85歳の女性。
   蘭の鉢植えをゲット☆

← トラが子供達に大人気!
   北関東支部の宮田さん

← 神奈川県を本拠地にしている
   『湘南渚会』も趣旨に賛同して
   駆けつけてくれた

↑ 参加した有志と住民の人達と記念撮影。夏の全国大会も小千谷に決まった。

← 住民たちと和やかに談笑する
   田島順市会長

← 豚汁も終始人気。
   優しさが伝わってくる味です。

← ワイワイとビンゴゲームに興じる子供達。
   この笑顔が多くの人を癒している。

↑4回目ともなると、準備も手馴れたもの。

← 小千谷 第1・第2仮設住宅。
   早く自宅に帰れる日が来ることを
   祈ってやまない